サプリメントだけに頼らない身体作り
実は十分な根拠がないサプリメント
もう間もなく、2回目のがんが見つかって1年経過します。
入院前の検査→入院手術→抗がん剤治療→放射線治療→ホルモン治療と
進めていき、今に至ります。
がんの再発リスクを少しでも低下させるために
「サプリメント」を摂取する方も多くいらっしゃると思います。
”がんに効く”と聞くと不安がある方は、のどから手が出るほど欲しくなりますよね。
しかしながら、【乳がん診療ガイドライン】では「サプリメントを勧める十分な根拠はない」としています。
理由として「がんに有効なサプリメントでも、過度な量を摂取すると逆効果になる可能性はある」からです。
薬と違い、簡単に購入できるサプリメントは、家族や友人から勧められることもありますが
ご自身の病気と、他人の病気と具合やレベルは違うので【絶対効く】は難しいです。
成分や利用に不安がある場合は、必ず医師に相談してご自身で決定しましょう。
大豆イソフラボンの摂取は有効?
大豆イソフラボンといえば、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをするので
■更年期障害の予防・改善
■美肌効果
■女性特有のがんリスクの低下
■骨粗しょう症の予防
など、嬉しい内容があげられます。
日本人は大豆食品を多く摂取します
「豆腐」「納豆」「味噌」「醤油」
最近は大豆を使った「大豆ミート」
だた、良いものだからといって過剰に摂取するのは
内閣府食品安全委員会の推奨で「1日平均摂取量70~75mg」食事以外でサプリメントを
大量摂取するのは、あまり好ましくないと発表されています。
普段の食事に取り入れるだけで十分なので
この機会に大豆料理、体調が良いときに
頑張って作ってみてはいかがでしょうか。
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