The Care ザ・ケア

海外での障害者や高齢者への考え方

ハワイやベルリンで生活をしていた時期

福祉とのかかわりが海外と圧倒的に違うと感じたことがたくさんありました。

 

 

ハワイでは、そこそこ混んでいるバスに乗って帰宅途中・・バス停で高齢者の団体様が乗車されてきて

それを理解した若者全員(特に男の子)が座席から直ぐに立ち上がり、席を譲っていました。

私は両手に大荷物だったのですが、みんなの勢いで立ち上がると
「あなたは座っていてください」と、タトゥーがビッチリ入った若者に促されドキドキしていたら

隣に座っていた彼女に「女性は座っていいのよ」とフォローしてくれたという体験

 

 

ヨーロッパにいると、飲食店で普通に障害者の方が働いています。

イタリアローマ中央駅(テルミニ駅)のフードコートではダウン症の従業員が数人ホールの仕事をしていました。

イタリア語は解りませんでしたが、とても明るく接客してくれるので全く違和感なく

フードコートのおすすめお土産(Tシャツ)を教えてくれました。

 

日本では特別な会やエリアでないと、障害者の接客は受けないかな
バスや電車で高齢者を見かけても、速攻で席を譲る人は(私も含めて)少ないような気もします。

 

ある日の電車で、障害を持った友人が「駅構内で具合が悪そうな方を見かけた」と

その人が同じ電車に乗ったことを見ていて、先に座っていた他人に「席を譲っていただけますか?」と伝え

とても勇気がある行動だと感動しました。

障害の程度もあり強気な弱者もいますが、一呼吸してそれぞれの向き合い方があると思います。

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